森 万里子《エキピロティック ストリング II》

この作品は、円環の形をしたメタリックに光る彫刻で、その面と稜は三次元のメビウスの輪ともいえる形状で、均衡がとれているようですが非対称でもあります。宇宙の構造については多くの理論が生み出されてきましたが、本作はその中の超弦理論(ちょうげんりろん)からインスピレーションを得たものです。

彼女はこれまでも多数のメビウスの輪の形状をした作品をつくっており、本作はその代表的な作品のひとつです。

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